毎年、8月の最終月曜日から9月第一週の月曜日までの一週間に渡って、
アメリカ ネバダ州の砂漠地帯で開催されるアート・コミュニティイベント。
クリエイター、ダンサー、ミュージシャン、アーティスト、パフォーマーなど
世界中から約7万人の人が集まり、仮想の街「ブラックロック・シティ」を形成し、
共同生活を営んだ後、全てを無に返して去っていくイベントです。
Burning Manオフィシャルサイト
The Man
街の象徴として場の中心に立つ巨大な木偶。
土曜日の深夜に火を放ち、完全に焼却し無に還します。
Burning Manは様々なアートオブジェが設置され、
直接触れたり遊んだりしながら楽しめます。
また移動手段として利用されるアートカーの個性豊かで見るだけで楽しめます。
Burning Man Art Tour 2019 4K
BURNING MAN ART CARS
■ギフトエコノミー
街の中は、電気、ガス、水道など生活基盤は整備されてなく、
地形学的にも外と遮断され、時に砂嵐も起こる劣悪な環境の中で、
隣人と助け合いながら共生して過ごします。
紙幣経済や等価交換は原則禁止されていて、見返りを求めない
与えあう経済が成り立っています。
与えるものは人により異なり、ダンスパーティーやパフォーマンス、
ライブを行ったり、食事を提供したり、昼夜を問わずそれぞれ自分らしい
活動をしながら共同体を成立させています。
またバーニング・マンには、10か条の基本理念があり、様々な活動に積極的に
参加し人の輪に加わっていく事や自ら独創的な活動を企画し実行する事を
高く評価されます。
【10か条の基本理念】
・どんな者をも受け入れる共同体である
・与えることを喜びとする
・商業主義とは決別する
・他人の力をあてにしない
・本来のあなたを表現する
・隣人と協力する
・法に従い、市民としての責任を果たす
・跡は何も残さない
・積極的に社会に参加する
・「いま」を全力で生きる
Burning Man 2018 Film: "Ignite" 4K
■ブラックロック・シティ
ネバダ州のプラヤ砂漠に直径2.4kmの大きな扇型の市街地と、
中心部のオープンスペース、および周辺部からなる
総面積約4.5平方キロメートルの五角形の街です。
「The Man」を中心に時計の文字盤を模して30分ごとの位置にアベニューが
敷設され、3:30通り、4:00通りなどの名称が付けられています。
10:00の位置から2:00の位置までは食べかけのバームクーヘンのように
市街地が欠けていて、その中間点である12:00の位置には参加者が
心の拠り所としている寺院(Temple)が建立されています。
■歴史と運営
1986年6月、カリフォルニア州サンフランシスコのベイカー・ビーチに高さ約2.4m
(8フィート)の人型の像を設置し、火を放ったヒッピーのイベントが始まり。
イベントの参加人数が500人となり、木像の高さも12m (40フィート)の
大がかりなものになり、法執行機関により点火を中止するように勧告され、
その後にプラヤ砂漠へ移動し、現在のスタイルに発展していきました。
運営企業バーニングマンプロジェクトが、年間を通して準備を行います。
イベント開催期間は、過去の参加者などの有志が、セキュリティ・チェック、
入場ゲートのチケット確認や交通整理、レンジャー活動など運営に携わる様々な
役割を行っています。
"Reborn From The Ashes" :: Burning Man 2015
LOVE Project: Black Rock Rangers
■BurningLife(Burn2)
2003年からSecondLifeの中でも、Burning Manのイベントが行われます。
途中から名称が「Burn2」に変わり、今年もGW期間にイベントが開催されました。
Burning Life 2008 HQ (Second Life Burning Man Celebration'08)
横浜マーチングバンドもイベントに参加しています。
Man Burn 2015 - Burn2 Second Life -
■今年の開催について
新型コロナウイルスの感染拡大で、ニューヨークがロックダウンされた時も、
Burning Manは開催すると主張していた運営側でしたが、
最終的には今年はリアルイベントは中止となりました。
しかし、オンラインでの開催を検討していてバーチャルブラックロックシティによる
イベント開催を目指しています。
現在は、どのようなカタチで開催すべきかユーザーからの提案を集めています。
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